一つ一つのテーブルは独立していて、通常ではあるテーブルが関連付けられたレイアウトから他のテーブルのデータを取得することができません。
別のテーブル同士を関連付け、他のテーブルのデータを参照するための機能がリレーションシップです。
テーブル定義で作成されるテーブルと、リレーションシップで使用されるテーブルとは違うもので、リレーションシップで使用されるものを「テーブルオカレンス」といいます。「オカレンス」=存在といった意味で、リレーションシップ上でのテーブルの存在=テーブルオカレンスになります。
テーブルオカレンスはテーブルの分身のような存在で、同じテーブルをもとにしたテーブルオカレンスをリレーション上では複数作成することができます。これにより、元が同じテーブルであっても、テーブルオカレンスによって関連付けられるデータが異なり、扱えるデータも違ってきます。
上記はリレーションシップのイメージで、二つのテーブルが「商品番号」でリレーションされています。これにより、左側のテーブルに入力された商品番号と、右のテーブルの商品番号のレコードが関連付けられ、左側のテーブルに単価や商品名が表示できるようになります。
リレーションシップは「ファイル」→「管理」→「データベース」→「リレーションシップタブ」からリレーションしたいフィールドから、下の図のように相手のフィールドにドラッグするだけです。