検索には、入力を便利にするものがいくつもあり、うまく使うと入力時間を短縮でき便利になりますので、覚えておきましょう。まずは、日付と時刻に関する部分です。
また、「日付フィールド」では、「7」と入力すると「今年の7月1日~7月31日」が検索されるというものもあります。
この条件を確定(他のフィールドなどへ移動)すると、下記のように条件が自動で変化します。
このように変化します。これが2014年7月のすべてを検索することになります。
同じように、「時刻フィールド」では、「5」と入力すると、5時0分~5時59分59秒までの時刻がすべて検索されるというようになりますし、「pm3」と入力すると「午後3時」の時間帯のものが検索されるように自動的に変化されます。非常に便利な機能です。
FileMakerでは、特定の演算子(記号)を検索条件に入力することで、特定の条件を検索することができます。検索モードでは、「演算子」というボタンが表示されますが、ここをクリックすると下記のように特別な意味を持つ記号(演算子)のリストが表示され、クリックすると、アクティブなフィールドに入力されます。
上記の図からよく使われるものをいくつか紹介します。
= これを一つだけ入れると、条件に入力したフィールドで空白のものを検索することができます。
反対に、*(アスタリスク)を入力すると空白でないものを検索することができます。
「<>などの比較演算子」は例えば「< 3」と入力すると、「3を含まず3より小さいもの」を検索できますし、「≦ 5」と入力すると、「5を含んで、5より小さいもの」を検索できます。
「//」は今日の日付を入力してくれます。日付フィールドで有効となりますが、これを入力すると、自動的に今日の日付が入力されます。
このように検索のための便利な記号や方法がありますので、覚えておきましょう。