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フィールド設定オプション2 入力値制限

入力値の制限

フィールド設定時にフィールド名を入力する欄の右側にあるオプションをクリックすると表示されるダイアログの「入力値制限」は、フィールドに入力される値に制限をかけることができます。例えば、文字数を制限したり、入力される値の上限を決めたりすることができます。

入力値の制限

「このフィールドの入力値を制限する」

このオプションがいつ発動するかを指定します。「常時」の場合は、スクリプトであろうがなんだろうがすべてです。

「データ入力時のみ」は人の手によって入力される場合のみ発動します。スクリプトでは無視されます。

「データ入力時にユーザによる上書きを許可する」

これは、制限にかかる場合に「警告は出すけど」最終的にそれに従うかはユーザ次第ということを設定できます。下記のようにこのチェックを入れるか入れないかによって表示されるダイアログが異なります。

下記はチェックを入れる場合

データ入力時にユーザによる上書きを許可するがON

下記はチェックを入れない場合

データ入力時にユーザによる上書きを許可するがOFF

タイプ

FileMakerでは、フィールドに設定したタイプが「テキスト」であっても、数字を入力できるようになっています。これをどうしても、設定したタイプで入力させたいときに指定します。

空欄不可

空欄ではいけないフィールドに対して設定します。

ユニークな値

このフィールドの他のレコードと値が重複させない場合に設定します。

既存値

すでに、このフィールドに入力されている値のみ入力させたいときに設定します。

値一覧

あるリスト(値一覧)を設定し、そのリストの値のみを入力させたいときに設定します。

下限値、上限値

入力できる値に下限や上限を設定したいときにここに入力します。

計算式で制限

設定した計算式の結果によって、制限を行います。

最大文字数

入力できる最大の文字数を設定できます。

注意点

初めてソリューションを作成すると、しっかりしたデータを入力してもらうおうと、いろいろな制限をここでかけてしまいます。しかし、あまり多いと、ユーザビリティが低下し、能率が下がりますし、ユーザはストレスがたまります。また、設定によっては永遠にそのフィールドから抜けられないと思うユーザも出てきますので、必要最低限にしましょう。