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スクリプトワークスペース

ファイルメーカースクリプトの基本 基本編

スクリプトワークスペースって?

FileMaker Pro 14(ファイルメーカー14)の最も重要な新機能はこれから紹介するスクリプトワークスペースではないでしょうか。

今までは、FileMakerの扱いに慣れてくるとスクリプトの定義にもどかしさを感じる部分がありました。ステップのリストからしかステップを追加することができませんでした。このFileMaker14では、選択することには基本的に変わりませんが、キーボードで入力したものから予測リストが表示され、クリックするか、Enterキーで追加することができるようになりました。FileMakerの扱いが慣れている人にとっては定義が非常に早くなります。逆に、慣れていない方にとっては、若干扱いづらくなったかもしれません。

また、今までは下部にオプションが表示されていましたが、今度はステップの部分に直接書き込むような感じになりました。フィールドや、ステップの内容によって色がつくようになりました。視覚的にスクリプトをチェックできるようになったので、便利です。

スクリプトワークスペース

この図は新しい編集画面、スクリプトワークスペースです。これから詳しい内容を見てきましょう。

スクリプトステップの追加

スクリプトの追加は、右側にあるリストをダブルクリックして追加することもできます。また、キーボードを打つと、図のように打ったキーに関連するステップのリストが表示されます。この状態でEnterキーを押すと一番上のステップが追加されます。

スクリプトステップの挿入

ステップを挿入するには、下に挿入したいステップをクリックして、アクティブにし、Enterキーを押します。そして、キーボードを叩き、リストを表示し選びます。また、アクティブにした状態で、右側のリストからダブルクリックして選択しても追加できます。これはいままでと同じです。また、移動も今まで通り、ドラッグして移動することが可能です。