入力作業を自動で行ってくれるオプション
フィールド設定時にフィールド名を入力する欄の右側にあるオプションをクリックすると表示されるダイアログで設定できます。
このオプションは、自動で番号を振ったり、あらかじめ定義した計算式に応じて計算した結果をフィールドに入力したりといったことを自動で行うためのオプションです。
作成情報、修正情報
ハウスキーピングフィールドといわれる、このレコードを作った人、変更した人、またその日時などを記録するためのオプションです。このオプションを設定すると、自動で、アカウント名やその時点の日付、タイムスタンプなどを入力してくれます。
シリアル番号
他と重複しない続いた番号を持たせたいときはこの設定を行います。基本は作成時にチェックをしておけばかまいません。「確定時」というのはレコードが保存されるタイミングで番号が割り当てられ、確定する前にレコードが削除される場合は、番号が進みませんので、キャンセルされることがある入力画面などの使用されます。
直前に参照したレコード値
新規レコードのボタンなどが押され新規レコードができるときにいたレコードの値が自動で入力されます。続けて、新規レコードが作成され、同じ値が続けて入力されるときに使用します。
データ
必ず決まった値を入力するときに使用します。リレーション用のキーにしたりする場合に使われることがあります。
計算値
計算値については別の時に詳しく説明しますが、あらかじめ設定した計算式によって値が入力されます。他のフィールドの値をもとに計算する場合など(単価×個数など)。
「フィールドに既存の値が存在する場合は置き換えない」とは、これをチェックすると、この計算式で使われているフィールドの値に変更があっても、このフィールドの値を変更しないということです。逆にチェックを外すと、使われているフィールドの値が変更されるとこの計算式も再度計算されます。ただし、関連レコードのフィールドが含まれている場合は計算されません。
ルックアップ値
リレーションシップに基づいて、値が自動で挿入されます。例えば、商品IDを入力すると、自動で別のテーブルから商品名などをコピーする場合に使用します。
データ入力時の値変更の禁止
スクリプト処理など以外で、人の手によってこのフィールドの値変更を禁止します。