表示だけでよければ……
見積書や納品書、請求書をはじめ、数字は業務において様々な場面で遭遇することになります。桁数の多い数字は3桁ごとにコンマ、カンマで区切ることは一般的です。特にお客様に対して、提出する書面では区切りが必ず必要でしょう。
ファイルメーカーでは、数字タイプのフィールドであっても、3桁区切りでは表示されません。何らかの設定が必要になります。
レイアウトモードにて、目的のフィールドを選択しインスペクタを表示します。
次に書式の部分を「小数」に変更します。
最後に「3桁区切りを使用」にチェックを入れます。これでコンマが付きます。
3桁区切りをする場合、しない場合
データが数字であっても、3桁区切りのコンマ、カンマを入れる場合とそうでない場合があります。
売上、価格、単価、合計などのお金が絡む数字には基本的に入れます。請求額、見積額の合計などは、金額が大きくなることも多く、パッと見たときに、どのくらいなのかが判断しにくい場合があります。そうしたときに、すぐに桁がわかるように3桁区切りを入れるのが普通です。
ID番号、社員番号、商品コードなど、何かを識別するために振る数字には3桁区切りを入れないことが多いでしょう。