こんにちは!
今日は、「ポップアップヘルプの意外な活用法」です!
FileMaker Proのレイアウト作成機能には、数多くの機能があり、実はあまり活用されていないものもあります。しかし、しっかりとその意味を理解することで、非常に便利な使い方ができるものもあります。今日はそんな中から、ポップアップヘルプについて、紹介していきます。
ポップアップヘルプとは?
ポップアップヘルプとは、テキスト、フィールド、ボタンなどのオブジェクトに対して設定できるもので、売僧カーソルを合わせるとポップアップが表示できるものです。
本来の使い方としては、その名の通り「ヘルプ」です。
例えば、ボタンに設定したとすると、このボタンをクリックすると「何が起きる」を教えてくれたり、フィールドに設定すると「このフィールドにはどういったことを入力すればいいか」といったことを教えてくれる便利なものです。ちょっとした説明を教えてくれる便利なものです。

ポップアップヘルプを設定すると、このようにオブジェクトにマウスカーソル合わせたときに、小さく説明が表示されます。
ポップアップヘルプの設定方法
ポップアップヘルプは、レイアウト編集画面で、インスペクタから設定します。設定したいオブジェクトを選択した状態で、インスペクタの一番左にある「位置」タブを選択して、「ポップアップヘルプ」の欄に表示したいものを入力します。もちろん、計算式での設定も可能なので、関数を使ったりすることもできます。

設定すると下記のように、オブジェクトの右下に「T」のアイコンが小さく表示されます。

ポップアップヘルプの意外な使い方
このようにポップアップヘルプは計算式を設定することもできますので、その時々やアクティブになっているフィールドの内容に合わせて表示内容を変えることもできます。
レイアウトやアプリによっては、画面のサイズが決まっていたり、どうしても情報を多く表示させなくてはならない場合があり、その時に一つのフィールドの表示幅が決まってしまう場合もあります。
そんな時にこのポップアップヘルプが使用できるわけです。

このようなフィールドがあるとします。実は今表示されていない内容はすべてではなく「寒冷地仕様エアコンBC-12662-134エクストラタイプ」というデータが入力されています。クリックすれば、もちろん内容がすべて見られますが、ポップアップヘルプを設定しておくと、クリックしなくても、カーソルを合わせただけで内容の全体を確認できます。

このように、フィールドに設定しておけばOKです。計算式として、フィールドをそのまま指定しています。

このように表示されます。
さらに便利に
これが、マージフィールドの場合はさらに便利です。マージフィールドは、編集されたくないフィールドや、する必要のないフィールド、フィールドの内容を加工したい場合、例えばレイアウト上に表示するときだけ「様」を追加したい場合などに使われます。
マージフィールドは、あらかじめフィールドの内容を想定して大きさを指定しておかなけばなりませんが、やはりレイアウトの制約によって難しい場合もあります。そういったときにコレが便利です。

レイアウトの編集で、マージフィールドを設定するには、このように設定します「text」は、フィールドの名前です。

レイアウト編集画面で「挿入」→「マージフィールド」でフィールド指定できますので、表示したいフィールドを指定します。さらに、これにフィールドと同じようにポップアップヘルプを指定します。

このように表示することができます。
いろいろなところで使用されるテクニックですし、フィールドの大きさを小さくすることもでき、フィールドの数が多いレイアウトなどでは非常に有用となりますので、参考にしてみてください。

