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スクリプトの基本3 変数を使おう!

スクリプトにおいて、変数はなくてはならない存在です。変数は、データを一時的に保存しておける箱と思ってもらっていいでしょう。今回はこの変数の使い方について紹介します。

変数の適用範囲

変数には適用される、取得できる範囲というものがあります。まず「$」を接頭語としてつける、ローカル関数。「$$」を接頭語としてつけるグローバル変数というものがあります。このドルマークの付け方によって変数の内容を取得できる場面が変わってきます。

まずローカル変数は名前からの想像できる通り、ローカル、狭い範囲でのみ有効となります。例えばスクリプトであればそのスクリプト中だけで有効となります。またでは論理関数「Let」でも設定することができますが、この場合、関数内だけで有効となります。

グローバル変数は、そのファイルを閉じるまで有効となり、スクリプトが終わった後等設定後はいつでも有効になります。また変数は他のユーザーと共有することはできない、ユーザーごとに設定されます。

ユーザーのステータスなどを保存

例えばユーザーの部署名をグローバル変数に保存しておき、レイアウト切り替え時にその部署のデータが自動的に表示されるようにできます。

グローバル変数を使う

上記スクリプトを使い変数に部署名を保存し、下記スクリプトにて、レコードを表示する際に所属部署のデータを表示されるようにしています。

グローバル変数に保存された部署名を使い表示されるレコードを絞る

他のレイアウト(テーブル)へデータを移す

あるテーブルから別のテーブルへデータをコピーするような使い方をするときにも変数を利用できます。

あるテーブルのデータを変数に保存し、別のテーブルにコピーする

上記のスクリプトは、商品マスターというテーブルから商品コードを変数に保存して、見積書詳細という別のテーブルの商品コードのフィールドにコピーしている例です。このように、変数を使用し、データをコピーしたりすることができます。