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FileMaker Serverはクラウドかオンプレミスか(Cloudについても)

FileMaker Server FileMaker Server

FileMaker CloudがAWS(アマゾンウェブサービス)から撤退し、自前で運営を行うようになり、さらにFileMaker Cloudを導入する敷居が下がったといえるでしょう。以前は、AWSのアカウントを自分で作成し、構築する必要がありました。FileMaker Server程ではありませんが、それなりに、手間を要していました。それが、クラリス社が運営することで、より簡単に構築できるようになっているようです。

今日はそんな、FileMaker ServerとCloudどちらを選択するべきか、FileMaker Serverは自社にサーバーを置くべきか、AWS等で構築するべきかを紹介していきます。

そもそもFileMaker Server、Cloudってなに?

FileMaker Proで作成したAppを複数の人で共有して使用する場合に、FileMaker ServerやFileMaker Cloudが必要になります。このFileMaker Server、FileMaker Cloudは、複数でAppを使うという意味において、基本的な機能は同じです。

FileMaker Server、FileMaker Cloudは作成したAppをアップロードして、みんなで使うためのサーバーソフトウェアです。

アップロードされたファイルは、PCにイスントールした、FileMaker ProやiPad、iPhoneにインストールした、FileMaker Goといったソフトから接続することができます。

これによって、世界中、インターネットにさえつながれば、仕事ができるようになる便利なものです。

FileMaker Server、FileMaker Cloudの違い

FileMaker Server、FileMaker Cloudの違いを簡単に言うと、FileMaker Cloudの方が、簡単に始められるということです。FileMaker Cloudはそれが、サーバーであることをあまり意識せずに使用することができます。FileMaker Serverは、FileMaker Cloudはより高度な機能が搭載されています。

また、費用面では、より導入しやすい方が、高くなるのが世の常です。やはりFileMaker Cloudの方が高くなるでしょう。しかし、その分メンテナンスなど、自分でやらなくていいこともいいですし、FileMaker Serverよりも簡単にできるという部分も多数あります。

FileMaker Appを複数人で共有したい、インターネット(社外やテレワーク)から開きたいというのを気軽(技術的な意味で)に実現できるのはFileMaker Cloudでしょう。

ネットワークや、サーバーの知識がある程度あるか、それに避ける時間がある程度あるという場合には、FileMaker Serverを選択したほうが、費用面では安く抑えられる可能性が高いでしょう。

費用面での比較

費用の範囲:年額(税抜き)

ユーザー数:5名

サーバーのスペック:2vCPU、4GBメモリ

※比較はあくまで概算で、その通りになる保証はなく、あくまで目安です。CloudのプランはStandard。

項目FileMaker ServerFileMaker Cloud
FileMakerライセンス費用96,000円240,000円
サーバ費用約55,000円
(t3a.medium)
0円(ライセンスに含まれる)
合計151,000円240,000円

上記のようになります。単純な費用面では、FileMaker Serverが有利です。

FileMaker Serverにも二通りの運用方法が

上記の費用概算では、AWS(アマゾンウェブサービス)のクラウドサーバーを利用する方法ですが、社外からのアクセスが必要ない場合や、すでに、VPNなどが配置されていて、VPNなどを通じて、社外から社内のネットワークに接続できるのであれば、サーバー機を自前で用意する方法も可能です。

最も安価なのは、Mac miniを使う方法です。約9万円から購入でき、5年これを使用すると想定する場合、上記の年額の費用が11万円強になります。また、WindowsServerの場合は、20万円程度から購入できるので、これも5年使用するとして、年額換算で14万円弱になります。

自前でサーバー機を用意する場合は、使用する期間が長くなると当然コストが下がってきます。サーバー機が壊れても、数日程度ならAppが使えなくても構わない、替えのサーバー機を用意できるのであれば、コストを抑えられる可能性は高いでしょう。

FileMaker Server、FileMaker Cloudのどちらを利用するかは、その企業の考え方、技術レベル、管理に割ける時間など様々な要因を考慮する必要があります。